金沢には、ずっと気になっていた図書館がありました。実は、金沢には個性的な本屋さんや、ゆったりと過ごせる図書館がたくさんあって、本が好きな人にとってはとても魅力的な場所なんです。今日は、そんな金沢で、本を片手に楽しむお茶さんぽを紹介していきます。
石川県立図書館
2022年4月にできたのが、石川県立図書館。館内に入ってびっくりするのが、円形劇場のような吹き抜けの空間。本が並べられているというよりは、本にスポットライトが当たっているような、魅力的に展示されていたのが印象的でした。
上の階には物語に出てきそうな雰囲気のある本棚があり、本棚の間は作業スペースになっており、貴重な紙で作られた昔の本が並んでいました。歩くだけでも、次はどんなものが見つかるのかワクワク。
打ち合わせや軽食、デスクワークができるスペースもあります。居心地が良すぎて、ここで作業しました。この図書館のために引越したいと思ってしまうくらい快適な空間でした。
金沢市内の日本海側には、「世界で最も美しい公共図書館(2013)」の一つとして選ばれた、「金沢海みらい図書館」もあります。天井が高く、明るい、海の泡をイメージした内装の図書館です。金沢には魅力的な図書館があり、本当にうらやましいです。次に金沢を旅する際には「金沢海みらい図書館」にも訪れたいです。
https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp
ブックカフェ・あうん堂本舗
金沢には面白い本屋さんがいろいろあるのですが、その中でも気になっていたのが「あうん堂本舗」さんです。ここは「あうん堂本舗」で出している本や古本などの購入ができるブックカフェです。
白を基調とした北欧のお家っぽいカフェスペース。カフェスペースの隣には、路地のような細い場所にある本棚。本棚がリビングスペースの隣にあるからか、誰かのお家の本棚を覗いているような気分で、どんな本が好きなんだろうなんて思いながら眺めました。
かわいい絵本のようなカフェメニューが用意されています。コーヒーや加賀棒茶など、さまざまな飲み物メニューや自家製スイーツ、カレーや軽食もありました。
加賀棒茶と手作りマドレーヌを注文しました。加賀棒茶には、おせんべいが付いていて、甘いマドレーヌと相性が良かったです。お茶を飲みながら本を探したり、おやつを食べたり、お店の方とお話ししたり、のんびりした時間を楽しむことができました。リビングのようなブックカフェでした。
金沢手巻き寿司 COIL
あうん堂さんのあった東茶屋街から、近江町市場の近くにある「金沢手巻き寿司 COIL」へ。
酢飯がおかもちで運ばれてきたり、九谷焼の小皿で出されたりと、見ていても楽しいお店です。自分で好きな具材をのせて巻いていくのですが、欲張って具材を入れてしまったため、具材が横から出てしまいました…。手巻きはコツが必要ですね。
好きな茶葉を選んで自分で淹れる利き茶スタンドもあり、冷茶も用意されていました。お茶好きに嬉しいお店でした。