「オノマトペの屋上がある」と聞いて、以前から気になっていた富山県美術館。ここは、アートとデザインを結びつけるというユニークなコンセプトを掲げており、近現代のアートやデザイン作品を豊富に収集している美術館です。
富岩運河環水公園
富山駅で下車して、富山県美術館へ向かいました。駅から歩いて10分ほどすると見えてきたのが、富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)です。昔は、物流の拠点だった場所でしたが、現在は公園になっています。とにかく広い、9.3ヘクタールもある水辺の公園です。
天門橋
まず目に入ってくるのが、天門橋です。アーチ型で佇まいのある橋。
その奥に見えたのが船着き場。水辺から公園を楽しむことができるクルーズ船でした。コース上には、水のエレベーターなるものがあって、船に乗ると、船に乗ったまま、そのエレベーターを体験することができるそうです。
時間がなくて乗れなかったのですが、今度行く時は体験したいです。
スターバックス コーヒー 富山環水公園店
小腹が空いたので、富岩運河環水公園にあるスターバックスへ。お店からの景色が美しいと有名な店舗です。
スタバで頼んだのが、シュガードーナツとほうじ茶です。甘いシュガードーナツを食べて、ほうじ茶を飲んでさっぱり。この組み合わせが好きで、スタバにいくとよく注文します。
意外と知られていないのですが、スターバックスでもほうじ茶ラテだけではなく、ほうじ茶のみで飲むことができますよ。テラス席でいただきました。桜も咲き始めていて、気温もちょうど良く、気持ち良い。贅沢な朝の一杯になりました。
富山県美術館
お腹も満たされたところで、富山県美術館へ。スターバックスからは歩いて5分で美術館に到着。まずは、オノマトペの屋上に向かいました。
オノマトペの屋上
屋上は、遊具がたくさんある公園のようになっていました。屋上にある遊具は、「ふわふわ」「すやすや」といった擬音語から考えて、設計したそうです。
訪れたときには、5歳くらいの男の子が楽しそうに遊んでいました。わたしも遊具で遊びたかったのですが、おばさんが隣で遊び始めたらびっくりするかなと思って遠慮しました。思わずさわりたくなる、ワクワクする空間でした。
2階のテラス
2階のテラスでは、クマたちが出迎えてくれました。動物を彫刻するアーティストとして知られている「三沢厚彦」さんの作品です。
こんな大きな作品をどうやって彫っていくのだろうか、本物ってこのくらい大きいのか、なんて考えながら、クマの周りをうろうろしたり、手の下に入り込んだりしました。
3階の廊下
美術館の中で印象に残ったのが、3階の廊下スペース。壁材に氷見市の「ひみ里山杉」を使っていて、温かみのある空間。長い廊下になっていて、外から差し込む光が幻想的でした。
富山駅からも近く、その道のりも楽しい富山県美術館でした。