謝罪のメールを書くとき。誰かに断りを入れるとき。企画書に抜け漏れがないか確認したいとき。
こういう時って「客観的に見る」ことが大事。でも、実際にやろうとすると、前向きな内容ではないから嫌だなと感じ、心理的なハードルもけっこう高い。疲れているときなんかは特にそうで、「冷静に見たいのに、見れない」という状態になることもあります。
「ちゃんと伝えたい。でも、自信がない」そんなふうに心がぐるぐるして、手が止まってしまう。私もそういうことがよくあります。そんな時に、ChatGPTとのやりとりの中で助けられた場面を、2つご紹介します。
メールが書けても、送れないとき
仲の良い先輩からイベントのお誘いをもらいました。とても行きたかったけれど、どうしても仕事の予定が重なっていて行けない。「行けなくてごめんなさい」と伝えたい。でも、冷たく聞こえないようにしたい。そう思って何度も文章を見直したけれど、「これで大丈夫かな…」と不安で、なかなか送信ボタンが押せませんでした。
そこで、ChatGPTに相談してみました。
「このメール、参加できなかったけど、行きたかった気持ちは伝わってるかな? 失礼な感じする?
「この表現は少し冷たく聞こえるかもしれないので、語尾を調整するともう少し柔らかくなりますよ」
とアドバイスをくれて、そのまま調整して送信。
結果、「そう言ってくれるだけでうれしいよ!」と、先輩からすぐに返信が届きました。もしChatGPTに相談していなかったら、あのメール、半日以上寝かせて、失礼じゃないかなと悩んでいたと思います。
反対意見を洗い出したいとき
企画をプレゼンする機会がありました。自分では「これは面白い」と思っていたものの、
「突っ込まれそうなポイントがあるな」という不安もあり、ChatGPTに相談しました。
「この企画に対して、反対意見を言ってください。」
すると返ってきたのは、「予算の根拠がやや弱いです」「成果の測定方法が曖昧に見えるかもしれません」など、冷静かつ具体的なフィードバック。事前にその辺りを整理して、プレゼンへ。
スムーズにとは言えないけど、事前に準備していた甲斐あって、建設的な会話ができました。