
民泊を運営していると、「自社サイトってあったほうがいいのかな?」と思うことはありませんか。少しでも興味があれば、まずは自分で、小さくサイトを作ってみることをおすすめしています。
「ウェブのことなんてわからないし」「自分にできるかな」と不安に思うかもしれません。でも、だからこそ自分でやってみる価値があると思っています。
なぜ自分で作るといいのか
自分の手を動かしてサイトを作ることで、ウェブサイトの仕組みや、どんな工夫が集客に効くのかを体感的に理解できるようになります。
たとえば「なぜトップ画像が大事なのか」「予約ボタンはどこに置けばいいのか」といったことも、実際に配置してみると分かります。試行錯誤しながら作る過程で、「見せたいこと」と「見られるもの」のギャップにも気づけるはずです。
何より、最初は小さく作るだけなので、失敗してもまったく問題ありません。むしろ、「小さく始めて、試してみる」ことが大切です。
外部に依頼する前に、自分でサイトにふれておく
物件数が増えたり、管理している物件が軌道に乗ってきたら、プロのデザイナーや制作会社にサイトをリニューアルしてもらうこともあるかもしれません。ですが、何も分からないまま丸投げしてしまうと、不要な機能を入れてしまったり、宿に合わないデザインになったりすることも。
たとえば私が以前相談を受けたケースでは、予約管理システムの導入を業者から強くすすめられたそうですが、部屋数が少ないために、使わない機能も多く、結局使いこなせずという事例でした。
「よかれと思って」提案していたようですが、結果的には合わない選択肢になってしまいました。
こういったことを避けるには、自分である程度仕組みを理解しておくことが大切です。外注先とやり取りする際にも、「ここは重要だからお金をかけよう」「これは不要だからやめておこう」といった判断がしやすくなります。
また、多少でも自分で作った経験があると、勘所がわかるようになります。たとえば、「この機能ってどう動いてるの?」「それって本当に必要?」といった質問も出てくるものです。
逆に、全く知らないと、何がわからないのかすら分からず、質問すらできない。この状態で外部に依頼すると、相手の提案を鵜呑みにするしかなくなり、自分の意図とズレたものができてしまうことも少なくありません。
だから、サイトを「全部を自分でやる」必要はないけれど、最低限の感覚や知識を持っていることが、結果的に良いサイトづくりにつながると思います。
まずは「小さく」「自分で」
「サイトを作る」と聞くと、どうしても身構えてしまうかもしれません。でも、最初に小さく始めるからこそ、自分でチャレンジしやすい。
特に、民泊を立ち上げたばかりの今こそが、自分でサイトを作ってみるのは良いタイミングだと思います。というのも、ある程度運営が軌道に乗り、ブランドや世界観が固まってくると、サイトに求められる完成度も高くなります。そうなると、自分で制作するハードルが上がってしまう。
サイトは、何度でも作り直しができます。だからこそ、立ち上げ期のタイミングを活かして、一歩を踏み出してみてください。
「自社サイトってやっぱりあったほうがいいのかな?」「気になってるけど、なんか一歩踏み出せないんだよな〜」そんなふうにモヤモヤしてるなら、よかったらCharyoにお問い合わせください。
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