旅先って、新しいものとの出会いの連続ですよね。
それが旅の楽しさでもあるけれど、ちょっと疲れることも。そんなとき、いつものお茶を一口飲むと、ほっと落ち着きます。
お茶を飲むのが日課のわたし。旅先でも気軽にお茶を楽しむ工夫をご紹介します。
「荷物は増やしたくないけど、お茶は飲みたい」そんな方の参考になれば嬉しいです。
短い旅は、茶葉とお茶パックだけ連れて行く
1泊2日や2泊3日といった短い旅行の場合、スケジュールがぎゅっと詰まっています。準備や片付けに手間がかかる茶器は持っていかず、茶葉だけ持っていきます。
茶葉とお茶パックを持参し、道具はホテルのものを利用
茶葉はいつも自宅で飲んでいるものを使います。あらかじめお茶パックに1回分ごとに小分けして持って行きます。もともとティーバッグタイプのお茶を飲んでいる方は、そのままジップバックに入れて持っていけばOK。

ジップバッグに入れれば、湿気から茶葉を守れて安心です。
お茶パックは、100均やスーパーで購入できます。最近のお茶パックは、ドリップするための紐が付いていたり、プラスチック素材だけではなく、綿素材のものもあり、バリエーションがあります。

お茶をいれる道具は宿泊施設にあるポットとマグカップを利用しています。
利用したお茶の葉は、水分をできるだけ絞ってから、持参したビニール袋に入れて捨てるようにしています。宿泊施設によって、生ごみの捨て方ルールがあると思うので、それに従ってくださいね。
お茶好きさんのフィルター
最近、スーパーやカルディで販売しているのを見かけたのが「お茶好きのフィルター」です。

マグカップにこのフィルターをセットし、お茶の葉を入れてお湯を注ぎます。後片付けがしやすくて便利です。
フィルターは、あまり高さがないので、浅い湯呑みやマグカップの方がうまく淹れられそうです。

お茶パックと違って、このフィルターは上が開いているため、茶葉を入れたまま持ち運ぶことはできません。
薬をいれるような小分け袋に1回分のお茶の葉を入れて持っていく、または、お茶の葉が入った袋をジップバックに入れて持っていくと良いと思います。
2〜3種類のお茶を持って、気分で選ぶ
旅先には2〜3種類のお茶を持って行っています。その日の気分や食事に合わせて選べるから。
例えば、がっつりしたものを食べた後はほうじ茶を飲んだり、旅先で見つけた美味しい和菓子やおにぎりには煎茶を合わせたり。複数持っていくと、旅先で出会ったものとの楽しみ方も広がります。
また、人からもらったティーバッグや試飲用のティーバッグを持って行くことも。

日数が長く、時間的に余裕がある旅は、道具を持っていくことも
旅に時間的な余裕があり、キッチン付きの宿泊施設に行く場合は、お茶の道具を持っていくこともあります。
急須の持ち運びには箱
急須は、買ったときに入っていた箱のまま持っていくのが便利。フタと本体がぶつからないように仕舞えるようになっています。わたしは、箱ごとリュックやキャリケースに入れて移動しています。急須を入れて、10回以上移動していますが、この箱に入れて割れたことは一度もないです。
外箱がないなら、持ち運びはおすすめしません。急須は凹凸があるので、衝撃に弱いからです。

湯呑みをたまに持っていく時があるのですが、白磁の丈夫な湯呑みを持って行っています。持ち運ぶ際には、湯呑みをハンカチに包んで縛り、荷物の隙間に詰めて持っていっています。

見た目にも、携帯性にもこだわりたいなら、携帯用の茶器を探してみるのもおすすめです。陶器のものもあれば、昔懐かしいアルミ製の急須、透明な樹脂の急須などもありますよ。
持って行っても、飲まないことも
旅先で、思いがけずお茶に出会うことも。そんな時は、現地で茶葉を購入したり、テイクアウトのドリンクを購入したり楽しんでいます。
持っていったお茶を飲まなくても、それもまた旅の思い出が増えたということ。
柔軟に旅を楽しんでくださいね。